思わぬトラブルや高額商品の購入で、100万円用意しなければならない場合があります。
自力で用意するのが難しく100万円借りたいなら、消費者金融や銀行のカードローンなどの方法を検討してみてください。
100万円以上借りる場合、高額融資となるため借りられるか不安に感じるでしょう。
この記事では、100万円借りたい状況に陥った際に返済負担なく借りられる方法をご紹介します。
目次
100万円借りたい状況で使える方法5選!最も返済負担が少ないのは銀行?
100万借りたいと思っても、なかなか簡単に借り入れできる金額ではありません。
結論から述べると、100万円借りられる方法はあります。
ただし、必ずしも全員が希望通り借りられるわけではないと覚えておきましょう。
100万円借りたい状況で使える方法は以下の5つです。
借入限度額 | 金利 | 即日融資 | 資金使途 | |
---|---|---|---|---|
消費者金融カードローン | 1~800万円前後 | 中~高 | 可 | 自由 |
銀行カードローン | 10~1,000万円前後 | 低~中 | 不可 | 自由 |
ろうきんマイプラン | ~500万円 | 低 | 不可 | 自由 ※制限あり |
信用金庫カードローン | ~100万円前後 | 低 | 不可 | 自由 ※制限あり |
目的別ローン | ~1億円前後 ※ローンによる |
低~中 | 不可 | 事前に決められている |
いずれも100万円借りられる方法ですが、限度額や金利、借りるまでのスピードなど借入条件が少しずつ違います。
100万円借りるときは、まず優先したいポイントを考えてみましょう。
即日すぐに100万借りたいなら消費者金融カードローンを利用するしかない
即日すぐにでも100万円借りたい状況なら、消費者金融カードローンを利用するしかありません。
急にお金が必要になった人、融資まで1週間以上待てない人は、消費者金融の利用を検討しましょう。
消費者金融は限度額が高めに設定されているとはいえ、契約後すぐに100万円まで借り入れできるわけではありません。
初めての契約時は多くても50万円が限度額とされていることが多く、50万円以上の借り入れには収入証明書が必要となります。
そのため100万円借りたいときは、100万円以上の借り入れに対応している商品を選ぶのがおすすめ。
ここからは、100万借りたい人におすすめの消費者金融※を厳選してご紹介します。
※三井住友カード カードローンは信販・クレジット系のカードローンです。
100万円借りられるか不安な人はプロミスの最短3分審査を試そう
借入限度額 | 1万円~500万円 |
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金利 | 4.5%~17.8% |
審査時間 | 最短3分※1 |
融資時間 | 最短3分※2 |
無利息期間 | 最大30日間※3 |
プロミスは大手消費者金融の1つで、スピーディな審査と対応が魅力。
最短3分審査※1を行っています。
必要事項を入力したら、最短3分審査※1で借り入れの可否が分かります。
すぐに審査の結果が分かるので、100万円借りられるか不安な人はまず最短3分審査※1を試してみましょう。
また、プロミスは女性オペレーターが丁寧に対応してくれる女性向けのサービスも展開中。
初めて消費者金融を利用する女性でも、スムーズに利用できるのが魅力です。
※2 お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
※3 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
レイクは200万円までの借り入れが60日間無利息になるコースがある
借入限度額 | 1~500万円 |
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金利 | 年4.5%~18.0% ※貸付利率は契約額と利用残高に応じて変わります。 |
審査時間 | 申込み後、最短15秒※1 |
融資時間 | Webで最短25分融資も可能※1 |
無利息期間 | 最大180日間※2 |
100万円借りるなら、無利息期間が充実したレイクを選びましょう。
レイクの無利息期間は最大180日間。
180日無利息は借入金額のうち5万円分のみに適用されます。
レイクで100万円借りるなら、200万円までの借り入れが60日間無利息になるコースを選びましょう。
100万円の返済は長期的になる場合が多いので、少しでも無利息期間が長いとお得です。
Webから申し込むと、申込画面ですぐに借り入れの可否と借入限度額が分かります。
自分が100万円以上借りられるか知りたい人は、レイクの15秒審査を利用してみてください。
※1 審査結果によってはWebでの契約手続きが行えない場合がございます。
※2 初めてなら初回契約日翌日から無利息
※2 無利息期間経過後は通常金利適用
※2 30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※2 ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
※2 契約額1万円~200万円まで
※2 無人店舗や電話のWeb以外から申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
融資限度額 1万円~500万円
貸付利率 4.5%~18.0%
ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方
遅延損害金(年率) 20.0%
ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング
ご返済期間・回数 最長5年、最大60回
必要書類 “運転免許証
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人 不要
※商号:新生フィナンシャル株式会社
※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号
日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09
アイフルでは100万円以上の高額融資向けサービスを展開
借入限度額 | 100万円~800万円 |
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金利 | 3.0~9.5% |
審査時間 | 最短18分※ |
融資時間 | 最短18分※ |
無利息期間 | 初めての方の契約で最大30日間 |
※申し込みの時間帯によっては翌日以降になる場合もあります。
消費者金融の中でも有名なアイフルでは、100万円以上の高額融資向けサービスを展開しています。
ファーストプレミアムカードローンは、最低100万円からの特別なカードローン。
限度額が高い代わりに、上限金利が9.8%と低く設定されています。
高額融資向けの商品でも、基本的なサービスは通常のアイフルカードローンと変わりません。
無利息期間やWeb完結申し込みといった便利なサービスを利用できるので、利便性を追求したい人にもおすすめです。
100万円以上の高額融資なだけあって、申込条件は少し厳しめです。
23歳からしか申し込めないので、申込前に条件を確認しておきましょう。
※申込後、「ファーストプレミアムカードローンの利用を希望している」と電話で連絡してください。
三井住友カードカードローンで100万円借りると金利が12.4%まで下がる
借入限度額 | 10万円~900万円 |
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金利 | 1.5%~15.0% |
審査時間 | 最短5分※1 |
融資時間 | 最短5分※2 |
無利息期間 | 最大3ヵ月 |
融資スピードも重視しつつ低金利で借りたいなら、三井住友カードのカードローンがおすすめです。
借入限度額が消費者金融よりも高めの900万円に設定されており、高額融資も望めます。
三井住友カードのカードローンは、上限金利が15.0%と銀行カードローン並みに低く設定されています。
15.0%は、借入限度額が50万円未満だった場合の金利で、三井住友カードのカードローンで100万円借りると、適用金利は12.4%まで下がります。
110万円以上の限度額で審査通過した場合、適用金利は9.8%。
10.0%を下回る低金利で借りられるので、返済時の利息を大きく減らせるでしょう。
ただし、三井住友カードのカードローンで対応している最短5分融資は、限度額50万円までのサービスです。
100万円以上借りる場合は審査に時間がかかるので、多少余裕があるタイミングで申し込むのをおすすめします。
※1.2 最短5分発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。
※1.2 最短5分発行 受付時間:9:00~19:30
100万円借りるのに消費者金融がおすすめな理由
消費者金融で100万円借りる場合、返済時の負担は決して少なくありません。
少しでも返済時の負担を減らせるよう、消費者金融の利用を避けたがる人もいます。
しかし、100万円借りる前提で考えると、消費者金融もメリットが多いサービスです。
消費者金融で100万円借りるのがなぜおすすめなのかを詳しくご紹介します。
消費者金融で100万円借りるメリット
- 即日融資に対応している
- 100万円以上の借り入れなら金利は15.0%に下がる
- 無利息期間で受けられる恩恵が大きい
早く申し込めば100万円以上の高額融資でも最短即日で借りれる
消費者金融カードローンの大きなメリットは、即日融資に対応していることです。
Webから24時間いつでも申し込みでき、審査は最短20~30分ほどで完了します。
審査や手続きが滞りなく終われば、申し込みから1時間以内での融資も可能です。
借入希望額が100万円以上だと通常より審査に時間がかかりますが、早く申し込めば当日中の融資も難しくないでしょう。
トラブルや急な用事でどうしても今日中に100万円用意しなければならない人は、消費者金融を利用しましょう。
ただし、大手消費者金融では審査対応時間が決まっています。
消費者金融名 | 審査対応時間 |
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プロミス | 9時~21時 |
アコム | 9時~21時 |
レイク | 8時10分~21時50分 |
アイフル | 9時~21時 |
21時以降は審査してもらえず、翌日以降の対応となります。
21時までに審査が完了するよう、遅くとも19時までには申し込みを完了させましょう。
100万円借りる場合、審査に時間がかかる可能性もあります。
当日中に借りたいなら、お昼頃までに申し込みを完了させておくのが理想です。
借入額が100万円以上なら上限金利が15.0%に下がる
消費者金融では100万円以上の借り入れとなる場合、上限金利が15.0%までに引き下げられます。
15.0%は、銀行カードローンの上限金利とほとんど変わらない数値です。
金利が低く利用しやすい銀行カードローンに近い条件で借りられるので、返済時の負担を減らせます。
100万円借りる場合無利息期間で受ける恩恵が大きい
消費者金融では、決められた期間の借り入れが無利息になる「無利息期間サービス」を付帯している場合が多いです。
100万円借りる場合、無利息期間で得られる恩恵が大きいのも大きなメリットでしょう。
大手消費者金融では、以下の通りに無利息期間を定めています。
消費者金融名 | 無利息期間 |
---|---|
プロミス | 最大30日間※1 |
アコム | 最大30日間 |
レイク | 最大180日間※2 |
アイフル | 最大30日間※3 |
※1 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※2 初めてなら初回契約日翌日から無利息
※2 無利息期間経過後は通常金利適用
※2 30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※2 ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
※2 契約額1万円~200万円まで
※2 無人店舗や電話のWeb以外から申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
※3 初めての契約に限る
どの消費者金融も、およそ30日間の無利息期間が基本です。
金利15.0%で100万円を30日間借りた時の利息は、約12,000円となるため、その分支払わなくていいと考えると、非常に大きなメリットに感じます。
100万円借りる場合、無利息期間で大きな恩恵が受けられるので、よりお得に感じやすいでしょう。
自由な用途で返済負担をおさえて100万円借りたい人は銀行カードローンが最適
即日融資したいといった希望がなく、お金が必要なタイミングまで1週間以上余裕がある人は、銀行カードローンを利用しましょう。
消費者金融より金利が低く、Web上での手続きできるため、利便性を重視しつつ利息の支払いを抑えられるからです。
低金利で借りられる分審査は厳しい傾向ですが、100万円借りたいなら一度は検討すべき借入方法と言えます。
銀行カードローンもたくさんあり迷ってしまいがちですが、決めきれないなら金利の低さと利便性を重視しましょう。
特に、全国どこにいても借り入れできるかどうかはチェックしておくべきポイントです。
銀行カードローンの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
楽天銀行スーパーローンは実店舗のある銀行より融資に積極的な傾向がある
公式サイト | https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/ |
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借入限度額 | 10万円~800万円 |
金利 | 年1.9%~14.5% |
審査時間 | 最短当日 |
融資時間 | 最短即日 |
無利息期間 | なし |
銀行カードローンの審査に通過できるか自信がない人は、楽天銀行スーパーローンがおすすめです。
楽天銀行はネット銀行なので、実店舗のある銀行より融資に積極的な傾向があります。
金利も高すぎず、あくまで銀行カードローンとして利用しやすい範囲内。
会員ランクに応じて楽天銀行スーパーローンの審査を優遇してもらえるので、100万円以上の借り入れも難しくない可能性があります。※
楽天をよく利用する人や、楽天のクレジットカードを持っている人におすすめです。
※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。
バンクイックはできるだけ素早く100万借りたい人に向いている
借入限度額 | 10万円~500万円 |
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金利 | 年1.8%~年14.6% |
審査時間 | 最短当日 |
融資時間 | 最短翌営業日 |
無利息期間 | なし |
銀行カードローンでも融資スピードを重視したいなら、三菱UFJ銀行の「バンクイック」がおすすめです。
バンクイックは24時間WEB(パソコン、スマートフォン、アプリ)から申込可能で、審査結果は最短当日に届きます。
消費者金融に近いスピード感で借り入れできるので、できるだけ素早く100万借りたい人に向いているでしょう。
バンクイックでは、土日祝日も審査に対応しています。
土日祝の審査時間は17時までですが、休日の申し込みでもすぐに対応してくれる点は大きな魅力。
可能な限り消費者金融に近い便利さで借入可能です。
りそな銀行カードローンはメガバンクの中でも最初から金利が低い
借入限度額 | 10万円~800万円 |
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金利 | 3.5%~13.5% |
審査時間 | 最短1週間以内 |
融資時間 | 最短1週間以内 |
無利息期間 | なし |
りそな銀行カードローンは、メガバンクの中でも特に低金利で借りられます。
上限金利が14.0%以下の銀行カードローンはあまり多くありません。
最初から金利が低いので、少額~高額融資どちらにも対応しています。
りそな銀行で100万円借りた際の金利は13.5%。
ただし、借入限度額が150万円以上で審査通過した場合、適用金利は10.0%となります。
より低金利での借り入れが望めるので、ある程度年収があり、仕事が安定している人は150万円以上の融資を狙ってもいいでしょう。
ただし、りそな銀行は審査結果が出るまで少し時間を要します。
最短でも3営業日以上かかる目安で申し込んでください。
銀行カードローンが100万円以上の借り入れに向いている理由
銀行カードローンは、100万円以上の高額融資に向いているサービスです。
借入金額の制限もないため、100万円以上の借り入れもあまりハードルが高くない傾向です。
銀行カードローンが100万円借りるのに向いている理由を詳しく解説します。
銀行カードローンで100万円借りるメリット
- 消費者金融より低金利で借りられる
- 最短翌日融資に対応している
消費者金融と比べて低金利で100万円を借りられる
銀行カードローンのメリットは、消費者金融よりも低金利で借り入れできる点です。
先程、消費者金融は100万円以上借りると上限金利が下げられると紹介しました。
銀行カードローンの場合、元々の上限金利が14.0%前後。
さらに100万円以上借りると金利が低くなる場合があります。
そのため、消費者金融より低金利での借入が可能です。
一例として、消費者金融の金利と主な銀行カードローンの金利を比較してみましょう。
100万円借りた時の金利比較は以下の通りです。
借入先 | 100万円借りた時の金利 |
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プロミス | 15.0% |
りそな銀行カードローン | 13.5% |
バンクイック | 年13.6%~年14.6% |
楽天銀行スーパーローン | 6.6%~14.5% |
大手消費者金融であるプロミスと比較すると、銀行カードローンは軒並み金利が低いと分かります。
0.5~2.0%前後の違いですが、100万円分の金利だと思うと決して安くありません。
できるだけ低金利で借り入れしたい人は、まず銀行カードローンの利用を検討してください。
翌日には100万円用意できる可能性がある
銀行カードローンは、即日融資に対応していません。
先程も紹介した通り、返済能力を超えた貸し過ぎが問題となり、更に厳しく審査する方針となったからです。
銀行カードローンが即日融資できなくなった理由は、以下の2点が考えられます。
- 返済能力が問題ないか慎重に審査する方針になった
- 警視庁データベースへの照会が必要になった
まず、銀行カードローンの審査はこれまで以上に厳しく慎重になりました。
貸したお金を返済できる能力があるか、消費者金融よりも厳しくチェックする傾向です。
特に100万円以上の高額融資となるとなおさらです。
そのため、消費者金融のように最短30分前後で審査結果を出せません。
時間を掛けて審査するため、即日融資できなくなったと考えられます。
また、貸したお金を犯罪に使われないよう、銀行カードローンの審査では警察庁データベースへの照会が義務付けられています。
申込者の情報を警察庁で照会しなければなりません。
警察庁データベースでの照会は数時間~1日以上かかる場合があります。
銀行内の審査が終わっていても、警察庁でデータ照会できない限り審査結果を出せません。
上記の理由から、即日融資はできなくなったと考えられるでしょう。
しかし、銀行カードローンも可能な限り融資スピードを上げる努力をしています。
銀行カードローンでは、審査申し込みから最短翌営業日に借り入れできる場合があります。
翌日には100万円用意できる可能性があるので、なるべく早く借り入れしたい人にもおすすめです。
とにかく返済の負担をおさえて100万借りたいならろうきんや信用金庫を利用する
低金利での借り入れを第一に希望するなら、ろうきんや信用金庫から100万円借りましょう。
大手銀行カードローンも低金利とは言え、10.0~14.0%前後の金利がかかります。
100万円借りると考えた場合、銀行カードローンでも利息は膨らみやすいです。
「とにかく返済の負担を減らしたい」「どこよりも低金利で借りたい」といった人は、ろうきんや信用金庫がおすすめ。
ろうきんや信用金庫は、一般の銀行と違った基準で運営している金融機関です。
ろうきん | 地域に根付いて、労働者の生活を支える目的で運営している非営利の金融機関 |
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信用金庫 | 地域の住む人が利用者となり、互いに助け合って地域の繁栄を図る金融機関 |
一般の銀行は営利目的のためローン商品の金利が高め。
逆にろうきんや信用金庫は地域住民の生活サポートが目的の非営利組織のため、ローン商品の金利が低めです。
利用者がより便利に借り入れできるようなローン商品を展開しているため、基本的に金利が高くありません。
100万円借りても、利息の支払いをかなり抑えられるでしょう。
何よりも利息を抑えて100万円借りたいなら、ろうきんか信用金庫を選んでください。
ろうきんで100万円借りる最大のメリットはトップレベルで低金利な点
ろうきんで100万円借りる最大のメリットは、金融機関の中でもトップレベルで低金利な点です。
消費者金融や銀行カードローンのように、借りたお金を自由に使えるローン商品は「マイプラン」と呼ばれています。
マイプランの金利は以下の通りです。
会員種別 | 適用金利 |
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団体会員の構成員 | 3.875%~7.075% |
生協会員の組合員 | 4.055%~7.255% |
一般労働者 | 5.275%~8.475% |
※中央ろうきんの場合
ろうきんでは、会員種別によって適用される金利が違います。
ろうきんの団体会員でない一般の人でも、「ろうきん友の会」に入会すれば一般労働者として借入可能です。
金利は一般労働者が最も高いものの、最高8.475%と非常に低い水準。
消費者金融と比較した場合、約2分の1の金利で借入可能です。
100万円借りても支払う利息がそこまで多くないので、支払いの負担を減らしたい人に向いています。
取引がある信用金庫なら100万円以上の審査通過も難しくない
普段から信用金庫を利用している人は、信用金庫のカードローンがおすすめです。
100万円以上の高額融資は、どの金融機関も審査が慎重になりがちです。
100万円も貸して、本当に返済できるかを詳しく審査しなければならないからだと推測できます。
信用金庫では、審査時にこれまでの取引履歴も参考にします。
信用金庫の利用期間や、出金・入金の履歴に至るまで、信用金庫の利用状況が重視される傾向です。
長期間口座を所有している人や給与振込に使っている人は、信用金庫ならではの信用情報が蓄積されているでしょう。
上記のような情報は審査で有利になりやすいため、100万円以上の審査通過も難しくないかもしれません。
金利もそこまで高くないので、信用金庫の口座を持っている人はまず最初に検討してください。
ろうきんや信用金庫で100万円借りる時の注意点
ろうきんや信用金庫での借り入れは、他の金融機関にない大きなメリットがあります。
しかし、低金利で借りられる分手続きが面倒なデメリットも。
気軽に申し込む前に、ろうきんや信用金庫で借り入れする場合の注意点を確認しておきましょう。
100万円の融資まで2週間以上時間がかかる場合がある
ろうきんや信用金庫で100万円借りる場合のデメリットは、融資までに時間がかかる点です。
即日融資はおろか、1週間以内の融資も難しいと思っておきましょう。
特にろうきんでは、仮審査の結果が出るまでに1週間、更に本審査で1週間かかる場合もあります。
最短で2週間、長く見積もって3週間以上かかるので、急いで借りたい人には向いていません。
消費者金融と違って優先審査も難しいので、融資スピードも重視したいなら銀行カードローンを選びましょう。
100万円借りるなら営業エリア内に居住または勤務している必要がある
ろうきんや信用金庫は、営業範囲内に居住または勤務している人しか利用できません。
以下は、中央ろうきんマイプランの申込条件です。
- 団体会員の構成員の方、生協会員の組合員および同一生計家族の方、または一般勤労者の方
- 満20歳以上 満65歳未満の方
- 安定継続した年収(前年税込み年収)が150万円以上ある方
- 同一勤務先に1年以上勤務している方(自営業者等の方は原則3年以上同一事業を行っていること)
※「一般の勤労者の方」とは、関東1都7県(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)にお住まい、またはお勤めの方で団体会員の構成員の方、生協会員の組合員および同一生計家族の方のいずれにも該当しない方をいいます。
引用:中央ろうきん
中央ろうきんマイプランは、営業範囲内としている関東の1都7県に住んでいる、または勤務している人のみが利用できます。
全国どこでも「ろうきん」と名前のついた金融機関を利用できますが、地域ごとに独立しています。
東京に住んでいる人が利用できるろうきんは中央ろうきんのみで、隣接している静岡県の「静岡ろうきん」は利用できません。
信用金庫も同じように、営業範囲が決まっています。
借入条件がいいローンでも、営業範囲外の人は利用できないため注意してください。
100万円の使い道が決まっているなら目的別ローンを利用しよう
100万円の使い道が具体的に決まっている人は、目的別ローンを利用しましょう。
目的別ローンとは、借り入れの段階で資金使途が決められているローンです。
カードローンは借りたお金を自由に使えますが、目的別ローンでは最初に申告した使い道以外利用できません。
資金使途に制限がある分、低金利で高額融資できるのが目的別ローンのメリットです。
特に100万円以上のまとまった金額を借りたい人は、まず利用できる目的別ローンがないか探してみましょう。
100万円以上借りられる目的別ローンの一例
目的別ローンは具体的に、「住宅ローン」や「マイカーローン」と言った資金の利用目的が決まっているローン。
借入可能金額は、各ローンによって違います。
100万円以上借りられる目的別ローンの一例は以下の通りです。
ローンの種類 | 借入限度額 |
---|---|
住宅ローン | 30万円~1億円前後 |
マイカーローン | 10万円~2,000万円前後 |
医療ローン | 10万円~500万円前後 |
教育ローン | 10万円~2,000万円前後 |
リフォームローン | 10万円~500万円前後 |
フリーローン | 10万円~500万円前後 |
いずれも、100万円以上の融資は難しくありません。
ただし、借りたお金を何に使ったか証明できる書類を提出する必要があります。
契約書や領収書は、必ず手元に残しておきましょう。
資金使途を開示する必要があるため手続きが面倒な上に自由度が下がるものの、カードローンより100万円借りやすい場合があります。
目的別ローンの中でも自由な融資サービスが、フリーローンです。
フリーローンはお金の使い道に制限がありません。
例えば住宅ローンは家に関する出費、マイカーローンは車に関する出費のみと決められています。
フリーローンは上記のような取り決めがないため、旅行や冠婚葬祭といった自由な目的で借り入れできるのでおすすめです。
100万円借りた時の返済期間や利息を具体的に算出する
100万円の借り入れは、想像以上に利息が膨らむ可能性もあります。
審査に通過できて借り入れした場合、長期的に返済を続けなければなりません。
返済できなくなるトラブルを避けるためにも、借り入れ前に必ずシミュレーションしておきましょう。
返済シミュレーションしておくと、返済にかかる期間や利息の総額を確認できます。
返済時の負担がどれくらいか、具体的に想像した上で借りられるでしょう。
ここから、100万円借りた時の返済期間や利息を具体的に算出します。
金利別に紹介するので、100万円借りる前の参考にしてください。
例1)金利15.0%で毎月26,000円ずつ返済した場合
毎月の返済金額 | 26,000円 |
---|---|
支払期間 | 53ヶ月(約4年半) |
返済する利息総額 | 約37万円 |
例2)金利12.0%で毎月26,000円ずつ返済した場合
毎月の返済金額 | 26,000円 |
---|---|
支払期間 | 49ヶ月(約4年) |
返済する利息総額 | 約27万円 |
例3)金利10.0%で毎月26,000円ずつ返済した場合
毎月の返済金額 | 26,000円 |
---|---|
支払期間 | 47ヶ月(約4年) |
返済する利息総額 | 約21万円 |
比較すると、金利が5.0%違うだけで支払う利息が15万円以上変わります。
100万円の借り入れは利息も大きく変わるので注意してください。
100万円借りるときは注意したいポイントがある!年収や書類を事前にチェック
100万円借りる場合、借入時に注意しなければならないポイントがいくつかあります。
特に、申込前に準備しておく必要がある書類もあるため注意しましょう。
今すぐ借り入れしたい人は時間を取られてしまう可能性があるので、事前に確認してください。
100万円借りるためには最低でも年収300万円以上が必要
消費者金融で借り入れする場合、総量規制に気を付けなければなりません。
総量規制とは、一度に借り入れできる金額を年収の3分の1までとする貸金業法の一部です。
貸金業法を遵守している消費者金融では、総量規制以上の借り入れができません。
つまり、100万円借りるためには最低でも年収300万円以上が必要。
年収300万円以下の人は、どんな事情があっても消費者金融で100万円借りられないので注意してください。
ただし、住宅ローンやマイカーローンといった目的別ローンは総量規制対象外です。
年収300万円以下の人が100万円借りたければ、目的別ローンの利用を検討しましょう。
また、銀行カードローンは基準としている法律が銀行法なので、総量規制に関係なく借りられます。
しかし、銀行カードローンは貸し過ぎを防ぐため自主的に総量規制を基準とした貸し付けを行っている印象です。
いずれにしても年収300万円以下で100万円借りるのは難しいと覚えておきましょう。
100万円借りるなら収入証明書の提出が必須
消費者金融や銀行カードローンは、本人確認書類のみで借り入れできるのが大きな魅力です。
しかし、50万円以上借りる場合は収入証明書を提出しなければなりません。
収入証明書として使える書類
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 確定申告書
- 住民税決定通知書
- 納税通知書
- 所得証明書
- 年金証書、年金通知書
100万円借りるなら、収入証明書の提出は必須です。
どこで借りるにも必ず必要なので、申込前に準備しておきましょう。
給与明細書は、2ヶ月分必要な場合もあります。
書類提出が遅れると審査に時間がかかるので気を付けてください。
「100万円貸します」に要注意!どれだけ100万円借りたくても個人間融資は避ける
総量規制や借入条件の問題で、金融機関から100万円借りるのが難しい人もいます。
SNSや掲示板を見ると「100万円貸して欲しい」「100万円貸します」といった書き込みを見かけます。
しかし、個人から借り入れする個人間融資は絶対に利用しないでください。
個人情報を盗まれたり、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
最初は「無利息」「低金利」と言われていても、最終的に法外な金利を求められる可能性も。
どれだけ100万円借りたくても、リスクの高い個人間融資は避けましょう。